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JR大阪環状線は天王寺から鶴橋、京橋、大阪、西九条、新今宮を経て天王寺に至る路線で、新今宮-天王寺間はJR関西線の複々線扱いだが、大阪を1周する路線として親しまれている。大阪環状線は1周21.7kmで、東京の山手線34.5kmよりも一回り小さい感じがする。また、山手線が東京の中心部を走るのに対し、大阪環状線は大阪市内の外延部に近いところを走るため、混雑率はそれほど高くない。
列車種別は環状運転一系統のみの山手線と違い、大阪環状線は多岐に渡っている。環状運転が基本になるが、これに加えてゆめ咲線直通電車も運転されている。また、大和路線から大和路快速、区間快速、阪和線から関空紀州路快速が乗り入れてきて、常時直通運転を行っている。さらに梅田貨物線を介して新大阪、京都から関空特急はるか、紀勢線特急オーシャンアロー、スーパーくろしお、くろしおが乗り入れてくる。
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| 281系はるか |
283系オーシャンアロー |
381系スーパーくろしお |
381系やまとじライナー |
大阪環状線は天王寺駅の11〜14番線から発着している。12番線と13番線は乗降分離になっており、天王寺折り返しの大和路快速(環状線を1周してきた電車)や環状線電車が折り返しに使用している。天王寺ではJR阪和線、大和路線と接続、地下鉄御堂筋線、谷町線、近鉄南大阪線、阪堺上町線と連絡している。天王寺を出ると大和路線と分かれて、阪和線の高架線をくぐり左カーブして進む。左手に大阪教育大学を見ながら走り、高架線に上がり2面2線の寺田町となる。同駅では他線との連絡はない。同駅を出ると国道25号線と交差して、天王寺区と生野区の境を走り、2面2線の桃谷となる。同駅も他線との連絡はないが、付近にプール学院や天王寺商業高校などがあり、通学時間帯には学生で賑わう。さらに区境を北上して行き、一段高い高架に上がり2面2線の鶴橋となる。鶴橋では近鉄奈良線、大阪線と交差しており、連絡改札を介して階段を下りるだけで乗り換えることができる。連絡改札は自動改札化されており、Jスルーが近鉄と共通で使えるようになっている。近鉄はスルッと関西にも加入しているが、Jスルーにも参加する唯一の私鉄となっている。鶴橋では近鉄の他に地下鉄千日前線とも連絡している。
玉造では地下鉄長堀鶴見緑地線と、森ノ宮では地下鉄中央線、長堀鶴見緑地線と連絡している。森ノ宮を出て阪神高速東大阪線の高架をくぐると左手に大阪城と大阪城公園、右手に森ノ宮電車区が見えてくる。大阪城公園は大阪城公園や大阪城ホールへの最寄り駅でイベントがあるときは混雑する。大阪城公園を出ると森ノ宮電車区からの回送線と3線状態で進み、寝屋川を渡り、折り返し線が見えてくると京橋となる。京橋ではJR東西線、学研都市線と接続し、京阪本線、地下鉄長堀鶴見緑地線と連絡している。京橋での京阪との乗り換えは鶴橋での近鉄との乗り換えほど便利な構造にはなっていない。連絡改札を設けて乗換えを便利なようにして欲しいものだ。
京橋を出ると旧淀川電車区への連絡線跡を右手に見ながら進むと桜ノ宮となる。同駅は造幣局に近く、造幣局の桜の通り抜けがあるときにはかなり混み合う。また、駅の横を大川が流れており、天神祭りの時にも駅周辺は賑わう。桜ノ宮を出るとすぐに大川を渡る。大川を渡って右カーブして阪神高速守口線がオーバークロスすると天満となる。天満は地下鉄堺筋線扇町に近い。天満周辺は天神橋筋の商店街や扇町公園、関西テレビなどがあり、結構開けている。天満を出てカーブしながら右手に谷町線の中崎町を見て、JR京都線の線路が見えてきて、左手にヘップナビオの観覧車が見えると大阪となる。大阪駅の環状線ホームは環状内と環状外になっている。かつては0番線とか言われていたが、現在は内回り、外回りで区別している。大阪ではJR京都線、宝塚線と接続し、阪急各線、阪神本線、地下鉄御堂筋線、谷町線、四つ橋線と連絡している。
大阪を出ると中央に折り返し線を挟み、JR京都線が右カーブして分かれていき阪神高速池田線がオーバークロスすると福島となる。福島ではJR東西線新福島、阪神本線福島と連絡している。福島を出ると梅田貨物線と合流して3線状態で高架線を進む。阪神本線と国道2号線をアンダークロスして右手に阪神野田を見ながら阪神と離れていき、阪神高速神戸線がオーバークロスすると野田なる。野田は阪神野田とは離れているが、地下鉄千日前線玉川に近く連絡している。野田を出ると貨物線と線路が交錯して、2面3線の西九条となる。西九条は1番線と4番線が環状線ホームで、そのホームに挟まれた2番3番線をゆめ咲線が使用している。下りはるか、くろしおはこの中線を停車もしくは通過する。上りの西九条に停車しない特急はホームのない貨物線を通過していく。
西九条を出ると中央のゆめ咲線線路が下りていき、これをアンダークロスして、右に分かれて安治川を渡る。安治川を渡って左にカーブして国道43号線と並行して進むと弁天町となる。弁天町の駅下には交通科学博物館がある。弁天町を出るとすぐに阪神高速大阪港線、地下鉄中央線がオーバークロスする。左手に市岡高校を見ながら国道172号線をアンダークロスして、左にカーブしていく。カーブが終わると浪速貨物駅からの臨港線と合流する境川信号所となる。左手に大阪ドームが見えてきて、尻無川を渡ると大正となる。大正では地下鉄長堀鶴見緑地線と連絡している。大阪ドームの最寄り駅にもなっており、野球やイベントがあるときには混雑する。大正を出ると木津川を渡り、南海汐見橋支線と大阪臨海線をアンダークロスして、阪神高速堺線がオーバークロスすると芦原橋となる。
芦原橋を出ると左手に地下から上がってくるJR大和路線が見えてくると今宮となる。今宮は内回りが高々架となり、外回りは大和路線と同じレベルの高架駅となっている。今宮を出て、内回りが同レベルに下りてきて、JR大和路線と合流すると新今宮となる。新今宮は1番線4番線を大阪環状線、2番線3番線を大和路線が使用している。大和路快速や関空紀州路快速は今宮方にある渡り線で転線して大和路線ホームに発着する。新今宮では南海本線、高野線と西側で連絡しており、東側では地下鉄堺筋線動物園前、阪堺線の南霞町と連絡している。新今宮を出ると阪神高速松原線がオーバークロスし、左手に天王寺動物園を見て掘割になると外回りは大和路線線路をオーバークロスして大和路線と線路別複々線となって天王寺駅に入る。
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